映像翻訳とは
映像翻訳の仕事には、主に3つのカテゴリーがあります。
1)字幕翻訳→映画・ビデオ・DVD・テレビ番組などのセリフやナレーションを字幕にする。(原文の台本がある)
2)吹き替え翻訳→映画・ビデオ・DVD・テレビ番組などのセリフやナレーションを吹き替え用の台本にする。(原文の台本がある)
3)放送翻訳→テレビなどの取材でインタビューした音声や、海外ニュースを日本語に翻訳する。(映像と音声のみ)
【字幕翻訳・吹き替え翻訳】
原文の台本と映像を元に、たくさんの言葉の制約がある中翻訳を行います。翻訳した部分がすべて一つの作品になります。
字幕翻訳は、文字数制限もあり、文章を的確に縮める能力が必要です。吹き替え翻訳は、しゃべり手の音声に合わせて実際に自分もしゃべりながら、翻訳の長さ調節をします。
どちらも、原文の読解力が必要ですが、何より日本語力が決め手です。言葉の引き出しの多さがカギになってきます。
通常30分番組なら、2~3日で翻訳をする能力が要求されます。
【放送翻訳】
原文のスクリプト(原稿・台本)はありません。すべてヒアリングのみで、日本語に書き起こしていきます。放送翻訳の場合は、翻訳した文章がすべて使われるわけではなく、その中からディレクターが使いたい場所をピックアップしていきます。30分のビデオを翻訳しても、使われるのは1分足らずだったりするのです。こちらも、ヒアリング能力と同じぐらい日本語力が重要です。どんなに外国語で言っていることが分かっても、それを即座に日本語にできなければ意味がありません。
同時通訳と同じような能力が要求されますが、口頭で伝えるのではなく、文章で伝える...という感じです。
通常、30分の素材を6時間ほどで翻訳する能力が要求されます。

