| こんにちは、森澤です。
先日3歳の長男を連れてブルーベリー狩りに行ってきました。
家から歩いて2分の農家さんが毎年やってくれているのですが、
今年初めて参加しました。
長男はブルーベリーのことを「ぶどうベビー」と言います。
あの形状と色を見て「ぶどうの赤ちゃん」だと思い、
さらに「赤ちゃん」は英語で「ベビー」
そして「ぶどうベビー」と「ブルーベリー」は発音も似ていて
語呂もいいという天才的な発想で「ぶどうベビー」と名付けたようです。
ウソです。
小さな子供というのは発音できない単語や音のつながりがある程度決まっていて、
間違え方もほとんど同じ傾向になるそうです。
有名なところでは、「テレビ」を「テビリ」、「ズボン」を「ズンボ」と
間違えてしまうそうで、うちの長男もまさにそのままでした。
「ぶどうベビー」も自分の知ってる言葉で音が似てるもの、
あるいは幼児が発音しやすい音の並び方から構成された言葉なのでしょう。
私は学生時代に(一応)言語学を副専攻としていたので、
幼児が言語を習得していく過程に関する理論というものを勉強した気がします。
その後、日本語教師になるための勉強をした時にも、
教授法を学ぶ過程でやはり幼児が言語を習得するメカニズムというのものを学びました。
そういう意味では長男が言葉を覚えていくプロセスを興味深く観察していたのですが、
どうやらカギを握るのは「ごっこ」のようです。
子供は遊ぶ時だけでなく、ご飯を食べるのも、お風呂に入るのも、
片づけをするのも、すべて「ごっこ」です。
大人がやってることをマネするロールプレーなんですね。
そこには言葉以外にも表情や体の動かし方など
すべてを再現しようとする姿が見られます。
それがあんまり上手にハマると、
「パパ、ご飯早くきれいに食べて」とプンプンした表情で
親をたしなめるというかわいい図になるわけです。
言葉の「ごっこ」も意味ではなく、まず状況ありきで使ってみて
通じたことが確認できるとそこから意味を類推していくという順番のようです。
面白いのは、言ってることがよく分からない時に「何て言ったの?」と聞き返すと、
明らかに「今、言葉の使い方間違えたかな?」という表情をするんですね。
小さな子供にも新しく覚えた言葉を試してるという感覚があるんでしょうね。
それでも「せっかく〜したのにね」とか「今はやめとこう」とか、
関係性や時間性まで理解した言葉を正しい状況で使われると
ほとほと感心してしまいます。
自分がこれから外国語を学んだとしても、子供のような習得は絶対にできないですね。
耳の良さ、適用する力、失敗を恐れない度胸、どれをとっても子供は最高の言語学習者です。 |