第9回 映像翻訳フォーラム リポート
開催概要
日時 2014年3月30日(日)10:00開場
分科会・パネルディスカッション 10:30~15:30
交流パーティー 16:00~18:00
場所 東京ウィメンズプラザ(表参道)
分科会①「字幕と吹替えで異なる翻訳手法」
講演者:川本燁子氏
翻訳家


映画本編を題材に、字幕と吹替えの翻訳手法の違いについて訳例を照らし合わせながら講義が行われました。参加者が実際に翻訳をして、お隣同士で話し合う時間が設けられるなど、活発な意見交換が見られました。
分科会②「エンタメだけじゃない!ビジネス系映像翻訳」
講演者:花田達矢
ワイズ・インフィニティ 翻訳部 クオリティーコントロール課 課長


新たな広がりを見せるビジネス用途の映像翻訳にクローズアップし、新たなビジネス・ポテンシャルについて説明させていただきました。業界関係者が多く出席するという業界の今を物語る分科会となりました。
分科会③「知らないでは済まされないリサーチ力」
講演者:水谷美津夫氏
映像翻訳家
大阪芸術大学非常勤講師
日本映画ペンクラブ会員


「翻訳者は野次馬たれ!」と語る水谷氏には、これまでご自身が体験された「地獄を見た」という苦労話を交えながら翻訳者に求められるリサーチ力についてお話しいただきました。タイムリーな時事ネタを扱ったジョークで会場に笑いが起きました。
分科会④「韓国語 時代劇の訳し方」
講演者:福留友子氏
映像翻訳者(字幕・吹き替え)


時代劇特有のフレーズや専門用語、そしてそれらの適切なリサーチ方法など、翻訳に役立つ知識を提供する場となり、参加者から多くの質問が寄せられました。
相談ブース
各社ブースでの翻訳者募集も活発に行われ、今年も多くの方々と翻訳会社をつなぐ場となりました。
また、クローズドキャプション(日本語文字字幕)のデモには、大勢の見学者が集まっていました。
パネルディスカッション「広がりを見せる映像翻訳の新しい世界」


パネリスト: 中畑明子氏
有限会社エイ・アンド・ケーコーポレーション 取締役

馬場典加氏
グロービジョン株式会社 字幕部 字幕演出課 部長代理

星享秀氏 株式会社アークコミュニケーションズ
翻訳・ローカリゼーション
チーフプロダクトマネージャー兼リソースマネージャー


「クールジャパン」によって拡大が見込まれる日本語から外国語への翻訳といった映像翻訳業界の動向や課題だけでなく、翻訳者とクライアント間でのコミュニケーションに関するノウハウなど、実践的な内容が盛り込まれたディスカッションとなりました。参加者には、メモを取る手を止めない方も多くいらっしゃいました。そして、制作会社の本音が聞けるYES・NO質問コーナーは今年も大いに盛り上がりました。
交流パーティー
翻訳者さん同士の情報交換や、業界関係者へのアプローチなど、さまざまな交流によって今年もとても賑やかなパーティーとなり、第9回 映像翻訳フォーラムを笑顔で締めくくることができました。
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