高橋美樹さんインタビュー
『講座についてお尋ねします』
卒業年度:2008年2月
1.授業は実際の仕事で役立っていますか?
はい、とても役に立っています。
講座を通して字幕翻訳の基礎を固められたと思います。
2.入門・基礎・実践を通じて役立った指導を
分かりやすく、流れよく、見た目にも美しい字幕を作ることの大切さを学びました。
語尾を工夫したり接続詞をひとつ加えるだけでセリフに立体感が生まれる、ということを知りました。
ジャンル別の留意点や言葉の選び方を指導していただいたことも大変役立っています。
3.講座受講中で楽しかったことを具体的に教えてください。
解釈や情報の取捨選択などについてクラスのみんなの意見を聞くことで
いろんな角度からセリフを分析できたことが楽しかったです。
4.講座受講中で辛かったことを具体的に教えてください。
実践科の第1回目に自分の字幕がほとんど全部厳しいご指摘を受けた時はショックで、早速あきらめそうになりました。結果的にはそれがバネになり、いろいろ学ばさせて頂きました。
★☆プライベートについて☆★
1.翻訳の仕事に携わっていることについて、ご家族はどのように理解されていますか?
すごく応援してくれていますが、家にこもりがちになるので運動不足を心配しているようです。
2.翻訳の仕事を請け負った時、どのように工夫して時間を作っていますか?
土日はすべて翻訳の時間に充てています。
平日は、会社から戻ったら直ちに食事と入浴を済ませ、テレビを我慢して、時間を確保するようにしています。
3.翻訳の仕事に役立つためにしていることはありますか?
日本語と英語の勉強を怠らないことと、世の中のトレンドをできるだけ把握しておくことです。
4.プライベートで映画を見るときに気をつけていることはありますか?
改行位置や字面、ハコの切り方などをチェックするようにしています。
ダジャレやスラングなどの処理の仕方も興味深いです。
5.1日の平均睡眠時間はどのくらいですか?
6時間位です。
6.普段も翻訳の勉強をしていますか?
今は仕事で手いっぱいで何もできていませんが、時間を見つけてはいろいろな言葉に触れ、
表現のレパートリーを増やしていけるよう努力はしていきたいです。
7.お使いの辞書は?
オンラインの英辞郎、ジーニアス、リーダーズ、オックスフォード、広辞苑、類語例解辞典、などです。
8.将来の目標は?
とりあえず新人のうちは何にでも食らいついて経験を積み、
この業界で長くさりげなく生き延びられるような素養を身につけていけたらいいと思っています。
目標や方向性は追い追い見えてくればいいな、という感じです。
『トライアルについてお尋ねします』
1.トライアルを受験して感じたことを教えてください。
例えば、どんなところが難しかったでしたか?
専門的な内容を分かりやすく表現するのに苦労しました。
リサーチにずいぶん時間がかかり、作業の時間配分がメチャメチャになりました。
2.トライアルを通過した時、どんな事を思いましたか?
「えっ?やった!」と思いました。
『初仕事についてお尋ねします』
1.初めての仕事はどのような内容でしたか?
リアリティ番組の翻訳のお仕事を頂きました。尺は20分程度で、ハコで270枚くらいでした。
2.仕事をして感じたことは何ですか?
まだまだ勉強が足りないな、と思いました。
3.初仕事の依頼を受けた時の気持ちを教えてください。
とてもうれしかったです。依頼を頂いた日は興奮して眠れませんでした。
4.実際に授業の課題と仕事ではどこに違いがあると思いましたか?
責任の重さがぜんぜん違うと思います。
仕事は、ギャラが発生する以上いいかげんな納品物は許されないという厳しさがありますし、
あらゆる事態に対応できる柔軟性やたくましさが必要になってくるんだろうな・・・と感じています。
授業は、その心構えやスキルを学ぶ場所だった、ということだと思います。
5.これから字幕翻訳者になろうとする人へ、ご自身が感じたことで結構ですので、アドバイスをお願いします。
明るく粘り強く自信を持って勉強を続けることが大切だと思います。

