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H・Uさんのインタビュー

『講座についてお尋ねします』

登録年度:2008年10月

1.授業は実際の仕事で役立っていますか?
はい。常に授業で指摘していただいた点に気をつけながら作業しています。

2.入門・基礎・実践を通じて役立った指導を教えてください。
実践科の授業で、自分の訳を映像にのせて見せていただいたことです。
どういう字幕が読みにくいかということがよく分かり、それ以来、字面や字数制限を(それまで以上に)気にするようになりました。
また、先生のおっしゃっていた「文章を縮めるのではなく、ニュアンスを抽出する」という言葉には、目からウロコが落ちる思いでした。

3.講座受講中で楽しかったことを具体的に教えてください。
映像を何度も見たり英文を細かく読んだりすることで、それまで気づかなかった作品の面白さを発見できたことです。

4.講座受講中で辛かったことを具体的に教えてください。
実践科は課題の量が多くて、本当につらかったです。
また、実践科の後半になっても、授業で指摘を受ける回数がなかなか減らなかったので、
いつも落ち込みながら帰ったのを覚えています。


★☆プライベートについて☆★

1.翻訳の仕事に携わっていることについて、ご家族はどのように理解されていますか?
特に何も言いませんが、いろいろな面で協力してくれているので、本当に感謝しています。
2.翻訳の仕事を請け負った時、どのように工夫して時間を作っていますか?
家事を最低限度にして、睡眠時間も削ります。
3.翻訳の仕事に役立つためにしていることはありますか?
できるだけ多くの作品を見るようにしています(趣味も兼ねて)。

4.プライベートで映画を見るときに気をつけていることはありますか?
 
ハコの長さやテロップの出し方などです。
自分ではあまり使わない言葉が出てきた時は、それがどんな使われ方をしているかチェックしています(例えば、どの動詞とくっつけるのか、など)

5.1日の平均睡眠時間はどのくらいですか?
6.5時間ぐらいです。仕事をいただくと、どんどん減っていきます。

6.普段も翻訳の勉強をしていますか?
映画やドラマをたくさん見るように心がけています。
時間がある時は、好きな映画の字幕を書き写しています。

7.お使いの辞書は?
リーダーズ、ジーニアス、広辞苑、英辞郎、その他のオンライン辞書など。

8.将来の目標は?
できる限り長く仕事を続けることです。


『トライアルについてお尋ねします』

1.トライアルを受験して感じたことを教えてください。
例えば、どんなところが難しかったでしたか?
緊張していたのであまり記憶がありませんが、翻訳スピードがとても遅いため、2日で仕上げるのが大変でした。

2.1回目で合格しましたか?
はい。本当に幸運だったと思います。

3.トライアルを通過した時、どんな事を思いましたか?
それまでの苦しかったことが思い出されて、よけいにうれしく感じました。
でも、しばらくすると、本当にやっていけるのかという不安のほうが大きくなりました。


『初仕事についてお尋ねします』

1.初めての仕事はどのような内容でしたか?
DVD関連の資料翻訳です。
SSTを使った字幕翻訳では、10分弱の特典映像をやらせていただきました。

2.仕事をして感じたことは何ですか?
まだまだ勉強が足りないと思いました。
また、もっとスピードをつけなければと痛感しました。

3.初仕事の依頼を受けた時の気持ちを教えてください。
資料翻訳は予想もしてなかった時にいただいたので、ビックリしました。
ずっと字幕の勉強をしていたので、長い文章を訳せるか不安でしたし、句読点をつけることにも、すごく抵抗を感じました。
字幕翻訳の時は、「いよいよだ」と緊張しました。SSTの操作に慣れていなかったこともあり、納期に間に合うか心配でした。

4.実際に授業の課題と仕事ではどこに違いがあると思いましたか?
課題をやっていた時は、どうしても分からないところがあると、「授業で聞こう」と甘いことを考えてしまっていたのですが、仕事の場合はどうにかして自分で解決する必要があることを実感しています。
あとは、やはり仕事の納期は厳しいと思いました。

5.これから字幕翻訳者になろうとする人へ、ご自身が感じたことで結構ですので、アドバイスをお願いします。
ジャンルを問わず、いろいろな作品を見ておくほうがいいかと思います。
先日、普段あまり見ない分野のお仕事をやらせていただいたのですが、独特な言葉遣いなどが分からず、そのことを痛感しました。また、苦手なジャンルの作品でも、翻訳するためには映像を凝視しなければならないので、できるだけ好き嫌いをなくしておいたほうがいいのではないかと思いました。


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